EC-CUBEにはGPLライセンスと商用ライセンスがある
EC-CUBEはオープンソース・ソフトウェアです。
オープンソースとは「オープンなソース」の通り、プログラムのソースコードを一般に公開し、誰でもが自由に取り扱いが可能であるという考え方です。
オープンソース・ソフトウェア(オープンソース・システム)はオープンソースの考えに基づいて公開されているソフトウェアのことを指します。
オープンソースにもいくつかのライセンスが存在しますが、EC-CUBEはGPLライセンスに準拠しています。
また、GPLライセンスとともに商用ライセンスがあります。
GPLライセンスとは
GPL(GNU General Public License)ライセンスは、ソフトウェアの自由な複製、改変、再配布を自由に行うことを保証します。
また、2次著作物(派生物)にも適用されます。
つまり、EC-CUBEをカスタマイズした場合もGPLライセンスが適用され、カスタマイズのソースコード公開が必須となります。
EC-CUBE商用ライセンスとは
GPLライセンスに準拠たくない場合は、EC-CUBE商用ライセンスを購入する必要があります。
EC-CUBEをカスタマイズしユニークな機能を実装し、配布したくない場合などは購入した方がよいです。
販売価格は1サイト259,200円(税込)(2017/9時点)です。
弊社のお客様でも数社購入致しました。
ビジネスモデルの根幹となるカスタマイズを公開したくないという理由でした。
どちらを選択すべきか
オリジナルなカスタマイズをし、ソース配布を望まないのであれば、商用ライセンスを購入すべきですが、基本的にはGPLライセンスのままで問題ないかと存じます。
EC-CUBEライセンスについて | ECサイト構築・リニューアルは「ECオープンプラットフォームEC-CUBE」
https://www.ec-cube.net/license/business.php
投稿者プロフィール
- HTMLコーディングをはじめフロントエンド開発がメイン業務。
EC-CUBE、WordPressを勉強中。
猫好き。
野良猫を見かけたら、ついつい声を掛けてしまいます。
(ペットロスが嫌なので飼わない主義)