カートに入れた商品が分からなくなる問題
大量注文をするようなECサイトでは、商品詳細ページで商品をカートを入れることはせず、商品一覧ページ上で商品をカートに入れることが多いです。
しかし、大量の商品をカートインすると、どの商品をカートに入れたかを把握できなくなります。
カートページで注文数量を変更することができる為、後からカートで数量を調整すれば良いとも言えますが、カートに入れた商品を商品一覧ページ上で把握できれば、カートページでの数量調整はそもそも不要なアクションとなります。
カートに入れた商品を商品一覧ページで明確にする
そこで、EC-CUBEをカスタマイズし、カートに入れた商品を商品一覧ページ上で一目で分かるようにしました。
左の商品はカートに入れていない状態、右の商品はカートに入れた状態です。
カートに入っている商品は背景色を付けることで可視化しています。
別サイトの例
商品をカートに入れる前の状態です。
商品をカートに入れると、背景色が反転します。
カートに入っている数量を表示
サイト運営者様からの希望で、カートに入っている数量も表示するようにしています。
その為、上の画像では注文ロット数が3になっています。
これは、商品「てぬぐい 祝い餅花 ピンク」がカートに3つ入っているということを一目で理解することができます。
ページを移動してもカートに入れた商品が分かる
どの商品がカートに入っているかは記憶している為、ページを遷移しても背景色が付いたままになっています。
商品一覧ページA→商品一覧ページB→商品一覧ページAと移動しても、商品一覧ページAではカートインした商品の背景色が反転したままです。
また、商品一覧ページA→商品詳細ページC→商品一覧ページAと移動しても、商品一覧ページAではカートインした商品の背景色が反転したままです。
ユーザーがECサイトを使い易いよう工夫することで、サイトユーザは増えますし、サイト使用頻度も上がります。
大きな改修はできなくても、小さな改修を積み重ねれば、どんなサイトにも負けない使い勝手の良いECサイトに成長します。
様々なアイデアを実現して、貴社のEC-CUBEもどんどん成長させましょう。
投稿者プロフィール
- HTMLコーディングをはじめフロントエンド開発がメイン業務。
EC-CUBE、WordPressを勉強中。
猫好き。
野良猫を見かけたら、ついつい声を掛けてしまいます。
(ペットロスが嫌なので飼わない主義)