EC-CUBEで大量注文するには一括注文フォームが便利
以前、EC-CUBEの一括注文フォームのカスタマイズをご紹介しました。
EC-CUBEは1商品ごとカートに入れる仕様ですが、一括注文フォームであれば複数商品の注文を一度に行えます。
一括注文フォームであれば、1画面で大量注文が可能な為に効率的です。
CSV一括注文は更に大量注文が可能
一括注文フォームは画面上で品番と数量を入力します。
ある程度の量であれば効率的に注文できますが、注文する商品数があまりに多いと一括注文フォームでも大変な作業となります。
そこで、CSVファイルで一括注文できる機能を開発しました。
CSV一括注文のステップ
イメージしたCSV一括注文のステップです。
- Excelに注文内容(品番と数量)を入力
- ExcelからCSVを出力
- CSVをEC-CUBEにアップロード
- CSVの注文内容がカートに入る
また、基幹システムで発注管理を行なっている企業であれば、
- 基幹システムからCSVを出力
- CSVをEC-CUBEにアップロード
- CSVの注文内容がカートに入る
というステップになります。
これだけで数百件や数千件の注文が可能です。
かつ、システムで発注を管理するので、ミスなく大量の発注を行えます。
CSV一括注文方法
CSVで一括注文する詳細をご説明します。
一括注文用のCSVを作成する
まずは、一括注文用のCSVを作成します。
CSVのフォーマットは、「商品コード」と「数量」のみです。
「商品コード」と「数量」をカンマ(,)で区切ります。
1行ごとに1種類の商品を設定しますので、複数種類の商品がある場合は改行します。
CSVをアップロードする
CSV一括注文画面を開き、作成したCSVをアップロードします。
[ファイルを選択]でCSVファイルを選択し、[一括登録を実行]でCSVがアップロードされ、カートインが実行されます。
正常に処理が完了すれば、以下のメッセージが表示されます。
CSVの内容がカートに入っている
CSVをアップロード後にカートに遷移すると、CSVの内容がカートに入っています。
以上のように、CSVでの一括注文機能は簡単に大量注文することが可能です。
卸売サイトや受注サイトのようなB2B-ECサイトではユーザーに喜ばれる機能です。
B2B-ECサイトを運営されている企業はぜひ検討してみては如何でしょうか。
投稿者プロフィール
- サンクユーのEC-CUBE先生。
EC-CUBEのカスタマイズをし出して早15年。
難易度の高いカスタマイズもお任せ。
2系、3系、4系すべて対応可能。
実はjavaでの業務システム開発がエンジニア人生のスタート。
PHP、Perl、フロントエンド開発、Movable Type、Wordpressも得意という万能エンジニア。
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