広告が邪魔をしてユーザビリティを著しく下げている楽天サイト

楽天市馬はよくキャンペーンをしています。
ポイントアップのキャンペーンであったり、割引のクーポンを配布したりしています。

私も楽天はよく利用しますので、キャンペーンを活用してポイントを貯めたり、割引で安く商品を購入しています。
ユーザにとってキャンペーンはとてもありがたいのですが、楽天ではバナー広告が多くて著しくユーザビリティを下げていることがよくあります。

下の画像はその例なのですが、両サイドにバナーが表示されいて、右側はなんとか問題ないのですが、左側のバナー軍がサイドメニューを覆い隠していてサイドメニューの表記を読むことができません。

画像の場合、ブランド名が記載されているのですが、なんのブランドなのか分かりません。
しかも、このバナーは消すことができないので、どうしようもありません。

ちなみに、表示しているモニター解像度は1366px*768pxです。
1366px*768pxは2018年9月時点で3割弱を占めますので、多くのユーザのパソコンでこのような表示になっているということです。

StatCounter Global Stats – Browser, OS, Search Engine including Mobile Usage Share

もちろん、これはバナー表示が悪いのですが、バナーを意識せずデザインしているサイト運営者側にも問題はあります。
楽天の場合、他のテナントでも欲しい商品は販売されていますので、ユーザはすぐにこのサイトを離脱して他のサイトに移ってしまいます。

ショップ側にとっては機会損失です。
デザインはECサイトにとって命です。
様々なデバイスがある現在、各ユーザ環境を意識してデザインしないと、売り上げを伸ばすことはできません。

投稿者プロフィール

OSAMU HORIKAWACEO: 関西大学卒業後、東証プライム上場企業ゼネコンにて人事総務業務に従事。
幼少よりモノ作りが好きだったこともあり、「モノを作る仕事がしたい」という思いからシステムベンダーへ転職。

システムベンダーでは、IBMオフコンAS400で金融、物流、販売管理、経理、人事総務などのシステムを開発。
台北に駐在し遠東國際商業銀行のシステム構築プロジェクトへの参画など貴重な経験を積む。
10年間で、プログラマ、SE、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーを務め、「システムの質は要件定義の質に比例する」と学ぶ。

その後、クレジット決済代行会社にヘッドハンティングされる。
決済システムの再構築、国内外の銀行システムとの接続、クライアントの会社サイト制作・ECサイト構築を行う。
一方、組織改革を任され、20名から60名へ会社規模を拡大させる。（退任時役職：常務取締役）

2008年クリエイティブチーム・サンクユーを立ち上げ、2010年に法人化し株式会社サンクユーを設立。

クライアントの業界、取扱商材、ターゲット顧客を理解・分析することで、結果が出るWEBサイトを制作することを得意とする。
また、ECサイト構築・運営への造詣も深く、NTTレゾナント株式会社が運営するgoo Search Solutionでコラムを執筆。
ECマーケティングレポート | goo Search Solution

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