先日、楽天市場のあるショップで高額商品を購入しました。
金額は14万円弱でした。
商品購入の3時間ほど経ったころ、ショップからメールが届きました。
メールタイトルは【[ショップ名]高額商品につきまして】。
こんなメールタイトル、普段ならスパムメールと判断しメールの本文は読まないのですが、メールアドレスのドメインがshop.rakuten.co.jpであることに気づいて本文を読みました。
で、以下が実際のメールです。
最近、弊社におきましてもクレジットカードの不正利用を確認する事例が出てきております。
その為、クレジットカード不正利用防止と致しまして
高額注文のお客様には、ご本人様によるご利用かをご確認させて頂いております。お客様にはお手数をお掛けしてしまい誠に申し訳ございませんが、
ご協力の程よろしくお願い申し上げます。ご注文頂きました下記商品(受注番号:000000-00000000-00000000)
【商品名】
こちらは〇〇 〇〇様からのご注文でお間違いはございませんでしょうか。
お間違いがないようでしたら、
お忙しい所大変恐れ入りますが当メールにてご返信頂けます様お願い申し上げます。弊社にてお客様のご回答を伺い出来次第、発送準備を進めさせて頂きます。
何卒よろしくお願い申し上げます。尚、7/14(火)までにご返信がなかった場合は、誠に勝手ながら当注文をキャンセルとさせて頂く場合がございます。
恐れ入りますがご理解頂きます様お願い申し上げます。
楽天ショップで頻繁にクレジットカードの不正利用が発生しているというよりも、今回は高額だった為にショップが自己防衛策として確認メールを送ったと思われます。
今後、ECサイトの利用が増えることはいいことですが、クレジットの不正利用などの事件も増加することが想定されます。
システムで100%自動検知できればいいですが、それも困難です。
怪しい注文に対しては手動でチェックを入れる運用も必要なのかもしれません。
投稿者プロフィール
- 関西大学卒業後、東証プライム上場企業ゼネコンにて人事総務業務に従事。
幼少よりモノ作りが好きだったこともあり、「モノを作る仕事がしたい」という思いからシステムベンダーへ転職。
システムベンダーでは、IBMオフコンAS400で金融、物流、販売管理、経理、人事総務などのシステムを開発。
台北に駐在し遠東國際商業銀行のシステム構築プロジェクトへの参画など貴重な経験を積む。
10年間で、プログラマ、SE、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーを務め、「システムの質は要件定義の質に比例する」と学ぶ。
その後、クレジット決済代行会社にヘッドハンティングされる。
決済システムの再構築、国内外の銀行システムとの接続、クライアントの会社サイト制作・ECサイト構築を行う。
一方、組織改革を任され、20名から60名へ会社規模を拡大させる。(退任時役職:常務取締役)
2008年クリエイティブチーム・サンクユーを立ち上げ、2010年に法人化し株式会社サンクユーを設立。
クライアントの業界、取扱商材、ターゲット顧客を理解・分析することで、結果が出るWEBサイトを制作することを得意とする。
また、ECサイト構築・運営への造詣も深く、NTTレゾナント株式会社が運営するgoo Search Solutionでコラムを執筆。
ECマーケティングレポート | goo Search Solution
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